私たちが子どもの頃、テレビや映画の放送時間に間に合うよう、夢中で家に帰った記憶がある人も多いのではないでしょうか。
昨今、そうした情景は少なくなったとも言われますが、それでも「この作品が自分のバイブルになった」「あのドラマが忘れられない」と語る方に出会うたび、映像作品が人の心に与える力の大きさを感じます。

私自身も、映画『蒲田行進曲』に心を揺さぶられ、この世界を志すようになりました。あの時の感動が、今の私の原点です。

誰かの人生の一瞬を、深い感動で満たす。
そんな俳優を育て、支えていくことが私たちの使命です。

そして、芸能という世界で埋もれてしまいがちな才能に光を当てること。
「芸能弱者を手助けする」——これが、私たちのスローガンです。